デモカーでの新しい施工法の検証。
2025.07.08
という事で、またまたデモカーを使っての実験です。
いやーなんかですね、こういった感じ久々なので、なんだか楽しいです♪
自分の車なので、失敗しようがやりたい放題できます♪
その昔は、先輩から教えてもらった情報とか、書籍、雑誌などを読み漁り、色々やってましたが、情報自体少ないですし、当時サラリーマンとかだったので、費やせる時間も少なく失敗の連続でした。
ですが、その失敗は成功へとつながる大切なデータとして蓄積してましたので、膨大な失敗データが今こそ生きる時なんではないかと、鼻膨らませて作業しております。
今回は内張のデッドニングと、スピーカー背面処理の見直しです。
以前も書いたことがあるんですが、現在使用しているダイヤトーンのDS-SA1000は、とても気難しいスピーカーで、当時私は「エリカ様」として扱っていました。
当時はそれなりに使いこなせた感があったので、今回もお手の物となめてかかったところ、、、大失敗してました。
調整こねてどうにかしようとしても、暫定でルームチューニング試しても全くダメでした。
今回は他にもいろいろ試してましたので、その部分の功績に気を取られ、大切な部分を見逃してました。。。
で、思い出した初心。
新たな気持ちでエリカ様にお伺いを立てながら、念入りにチューニングしました。
ら、まーーーーーーーー素敵!
懐かしいエリカ様の歌声が♪
やはり、このスピーカーは全力で取り組まないと、全く仕事してくれないです^^;;;
基本的には新しい素材を採用し、これでもかと言うくらいにがっつり背面コントロールしました。
ローエンドはさらに伸び、高域側もそれまで汚い音しか出してくれなかったものが、SA1000らしい強くともきつくない、鮮烈で透き通った音になりました。
ですが、まだくすんだ部分、曖昧な部分があり、音源によっては物凄く気になります。
って事で、後回しにしてた内張のデッドニング♪
LBXは内張の形状のせいか、変な音響になってるので,その辺りも踏まえてチューニングしてゆきます。
今回の新たなポイントは2つ。
考え方としてはデッドニング全体にも取り入れているんですが、一段積極的に行う感じです。
複雑な振動モードの中で、気になる周波数に限定し、そこをつぶす作戦です。
もう一つは、シリコンフォームを使用すること。
これはかなり以前にチャレンジして懲りてましたので、それ以降はやってませんでいたが、めちゃめちゃ使いやすそうなものがあったので試しで使ってみることにしました。
結果あれこれと用途は考えていたんですが、フォーム自体の質量が軽すぎるのと、硬化後以外に堅かったので叩くと音がしちゃって、結局パーツの隙間の充填のみとなりました。
が、これが結構効いたようで、良い感じです♪
これ単体ですと、パーツトパーツがくっついちゃいますので、ビビり音の低減には貢献してくれるものの、力の逃げが無くなり、結果内張を大きく振動させることになってしまうので、これは前述の一つ目の施工と、細かい部分の調整で実現しそうな感じです。
現在は液状のデッドニング剤の硬化待ちです。
どんな音になるのか楽しみです♪
結果が良好であれば、デッドニングメニューも作り直したいと思いますので、皆様にもフィードバックできると思います。