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コラム

第51回「サウンドミートイン東日本」開催決定!

極!石田塾

2024.01.14

※実務に追われアップしていなかった原稿です。申し訳ありません。。

今季の冬は異常なくらいに暖かくて、秋田でも雪が少なく雪かきの回数が減って(笑)過ごしやすかったですね。そのせいか、春のイベントも動き出しが早いようで、サウンドミートの日程もほぼ決定しました。正式発表は詳細が煮詰まってからになると思うのでもう少し後になりますが、日程だけでも先出ししちゃいましょう。

2024年度の一発目のサウンドミートは5月26日。場所は、昨年の秋というか初冬に初開催された天童の東北パイオニア駐車場です。2回連続の開催ですが、山形県という土地柄、昨年は少し寒かったこともあって、少しでも気候の良い時期にと考え、春は天童、秋はいわきでと変更したようです。

昨年秋のサウンドミートに参加した方ならうっすら覚えているかもしれませんが、今回は新しいクラスが新設される予定です。正式名称はまだ決まっていませんが、簡単に言えば「俺の音を聴いてくれ」といった感じのコース。要するに、基準曲だけではなく自由曲を設定し、ユーザーさんが普段聴いているお気に入りの曲を聴いて判断するというコースです。

だいたいオーディオというものは、まず自分の好きな曲があって、その曲をいつでも聴いていたいから揃えるもの。それが「もっといい音で聴きたい」「より原音に近い音で聴きたい」という欲求が生まれてきて、どんどんハイエンドオーディオにハマっていくわけです。だから、ある意味他の人がどう感じようと関係なく、自分がその曲の世界にどっぷりと浸れればそれでOK。そんな、人それぞれの個性のある音を聴きたくて、このコースを設定したわけです。

とはいえ、その曲を聴くことに特化したために、あまりに基本からかけ離れたセッティングをしたのでは他の曲をまともに聴くことができないため、僕が普段から聴いている基準曲も合わせて聴くことでセッティングがうまくできているかを判断しようという試みです。そういえば最近、ビールのTVコマーシャルで奥田民生がいいことを言っていました。「勝ち負けってなんですか?」と問われ「スポーツかな? 俺たちに勝ち負けってないんですよ」「勝ち負けってじゃんけんだけでいいかな(笑)」というヤツです。

そう。音楽でも音楽再生でも基本的に勝ち負けというのは無いんです。カーオーディオのイベントでは便宜上、点数を付けるためにその点数差で上下が付いてしまいますが、本来は個人がその音で気持ちよければそれでOK。本来は上下も優劣もないものなんです。それを勘違いして「なんで俺のクルマの音はあいつよりも点数が低いんだ」と言い出す人がいるから厄介な話。すべてが高得点だから音が魅力的かといえば、そつなく鳴っているけど面白みがない音もあれば、少し荒れているけれど魅力的な音もあります。イベントでは、そのような個性のある音を聴きたいんです。

そのために、今、春のイベントに向けた基準曲選びを進めています。僕は定番の高音質録音の曲を選ぶことはしないで、できるだけ新しめの曲で僕が何度聴いても飽きない曲を選ぶことにしています。普段からクラシックはあまり聴かず、ほぼロックなのでおそらくロックになることでしょう。ザ・スマイルは最近、新作を出したので候補のひとつ。情報によるとロンドン・コンテンポラリー管弦楽団とコラボした曲があるらしいので、楽しみです。

また元ストーンローゼズのジョン・スクワイアと元オアシスのリアム・ギャラガーがユニットを組んで新作を出したというので、そちらも気になります。ただ個人的に聴きたい! という曲と基準曲として判断できる要素があるかどうかは別物なので、その辺は気になりますよね。たぶん、基準曲にはならないような気がしています(笑)。他にも、昨年でたアルバムでいえば上原ひろみのソニックワンダーランドなんかがあるし、今NHKの朝ドラでブギウギをやっているので、矢野顕子と上原ひろみの東京ブギウギなんかもいいかなと思ったりして。まだまだ候補曲募集中です(笑)

これで決定したら、ひたすら家でもクルマの中でも聴きまくり5月26日に備えたいと思います。僕が判断するのは、そのクルマの音の優劣ではなく、ここをこうしたらもっと気持ち良くなるんじゃないかというアドバイス。他の参加者と勝負するんじゃなくて、自分のクルマにもっと伸び代があるのかをチェックするためにも、参加する価値はあるはずです。とはいえ、山形県ですからね。愛知からは遠いか(笑)

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